ライブチャットの映画「チャットゾーン」の感想(出会い)
今回は、ライブチャットが舞台の映画「チャットゾーン」の紹介と感想です。
(多分ですが例のサイトとは関係無いですw)
この映画は、2017年5月に上映開始され、先月(11月)末からAmazon・YouTube・DVDレンタル等で見れるようになりました。
正直な所、数ヶ月待てばAmazonプライムで見れるかもしれないので今見るか迷ったのですが、少しでも情報を先取りしようと思い500円を払って見る事にしました。
(以下ネタバレあり)
全て見終えてから気付いたんですけど、僕がこの映画に期待していた事は2つで、1つは「ライブチャットの事を知らない人がこの映画を見たらどう思うのか?」と、もう1つは「会員とチャットレディが出会った後のシナリオがどう描かれているか」です。
ですので、今回の感想は「シナリオや役者さんの評価」は二の次になっています。
主人公は、とあるライブチャットの事務所でチャットレディとして働いています。
事務所のチャットレディと言えば、9割はアダルト行為をしているのが常識ですが、本作に出てくるチャットレディ達は、皆そんな雰囲気を感じさせません。
時には、変わったフェチを持つ会員や、半裸で変態要求をしてくる会員などが居る事も描かれていますが、アダルト行為をしている場面は一切ありません。
ですので、ライブチャットの事を全く知らない人からすると、思っていたよりは抵抗の無い仕事なのかもと感じるかもしれません。
ただ一方で、ライブチャットと言えば、「楽に稼げる」「月収100万円も夢じゃない」などの「稼ぎやすい仕事」というイメージが広がっていますが、本作からは稼ぎやすそうな雰囲気を余り感じられません。
主人公も、何かの目的でお金を貯める為にチャットレディをしているのですが、友達には「なかなか貯まらない」と打ち明けています。
ですので、思っていたよりは抵抗の無い仕事と思える一方で、楽に稼げるイメージが湧かないので、女性が本作を見た場合に、「チャットレディをやってみたい」と思う人が居るのかと考えると、そうでもないのかなと思いました。
そういう意味では、ライブチャット界が賑わってほしいと思っている僕としては非常に残念ですw
一方で、男性が本作を見た場合は、「ライブチャットってどんな所だろう?」と興味を持たれる人も居るのかなと思いました。
既に書いた通り、本作からは「アダルトな雰囲気」は余り感じないので、アダルト要素を求めている人からすると寧ろ興味が遠のくと思いますが、素敵な女性と楽しく話したい人や、出会いを求めている人からすると、好印象を持たれるかもしれません。
主人公と男性会員は、ライブチャットが切っ掛けで相思相愛になるというシナリオと、事務所のチャットレディ達が、休憩所で会員の悪口を言っている一方で、「ね~、何々ちゃんってさ、会員の何々さんの事が好きなの?」みたいな、如何にもなガールズトークをしている場面などもある事から、「ライブチャットって恋愛が出来る場所なのかも」と良くも悪くも思ってしまう男性は居るのかなと思いました。
ですので、この映画が切っ掛けで、少しは男性会員が増えるかもしれません。
もし、「チャットゾーンを見て遊びに来てみた」という会員さんが来た時には僕に教えてくださいw
以上が1つ目に期待していた事「ライブチャットの事を知らない人がこの映画を見たらどう思うのか?」についてで、2つ目の「会員とチャットレディが出会った後のシナリオがどう描かれているか」は、次回の記事にて簡単にまとめる予定です。