人気チャットボーイを参考にしてみた
理由は、彼らの9割が僕よりも若くて、かつ僕とはキャラクターも違っていたので参考にならないと判断した事もありますが、元々僕は負けず嫌いな所があるせいか、極力他人には頼らずに自分の力で進めたいと心の何処かで思っていたんだと思います。(変な所で頑固だったりします)
ですが、その後も一向に成果が出る事は無く、色々と葛藤をした末、先輩方を参考にさせていただく事にしました。
当時の月間ランキング上位の人気チャットボーイ達を参考にする中で、まず思ったのが「この人は凄い!」という人も居れば「何でこんなヤツが上位なの?」と感じた人も居た事です。
「凄い」と思える人については、見た目が格好良かったり、話し掛けやすい待機の雰囲気であったり、PRムービーが面白かったり、心のこもった日記やプロフを書いていたりなど、自分を魅力的に見せる事が出来ている納得のいく人達でした。
それと比較して「何で?」と思える人については、待機の態度も悪いし、日記もブログも適当だし、見た目だって正直イケてないのに・・・納得いきませんでした。
(参考にさせてもらっている立場なのにも関わらず本当に失礼な話です)
ですので、後者の人に対して当時の僕が思ったのは、会員さんと裏取引をしているか、ボット(さくら)か、自演(チャットボーイ自身が会員IDを作って自分にインしている)かの3択でした。
ですが、数年チャットボーイを続けてきた今だからこそ分かる事があります。
実際に上記の3択の可能性もありますが、それ以外として、見た目や態度は悪いけど「トークやメールのスキルは一流」であったり、メールやツイッターなどを通じて、またはチャットレディのライブチャットに直接行って熱心に営業をされていたり、苦手な会員さんから過度な愚痴を言われたりイジられたりして嫌な思いをしても我慢して人一倍丁寧に接し続けていたりなど、自分も同じ立場になってみないと気づけないような所で頑張っている人達も居たのだと思います。
そういった人気チャットボーイ達を参考にして、僕は色々と試しました。
最初は全然上手く行かなかったです。
少しでも良いと思えた部分を手当たり次第とり入れた(悪く言えば盗んだ)結果、どっち付かずで何がウリなのか分からない完全に迷走したキャラクターになっていました。
新人の頃の僕は、「まったり系の聞き役・真面目タイプ」をウリにしていましたが、会員さんに全然来てもらえない事から自信を無くしていました。
その頃に目に止まった人気チャットボーイのタイプが「いつもニコニコ・常に楽しい話が出来るタイプ」で、こういうタイプじゃないと駄目なのかな?と弱気になってしまった結果、無理をして待機中にニコニコしながら手を振ってみたり、無理やり面白可笑しいブログを書いてみたりなどしたのですが、完全に空回りしていました。
当時を振り返ると、自信を無くしていた事と、新人の時に張り切り過ぎていた反動で疲れ切っていた事が重なり、かなり視野が狭くなっていたのだと思います。
視野が狭い事で、「何を参考にすべきか(どの部分の盗むべきか)」の判断力が薄れ、路頭に迷い続けけいました。
この経験を通じて「時には休む事の大切さ」を学んだ次第です。
当時は流石に「いくら頑張ってもオレには無理かも」と思ってしまう事もありましたが、その後、地道に続けてきた結果、少しずつ会員さんに来てもらえるようになるわけですが、その苦労話はとりあえず置いておいて、次回の記事では、参考にさせてもらった人気チャットボーイ達について、もう少し具体的に書いていこうと思います。