年齢(チャットボーイの場合)

少し遅い気もしますが、新人2日目にして僕は「僕以外のチャットボーイは一体どんな人達なのか?」という疑問を持ち、メンズガーデンのトップページを見に行きました。
そこで僕はショックを受けた訳ですが、それは僕以外の新人さんが皆チャット中だった事です。

「・・・3時間居て誰も来ないのはオレだけだったのか~」という厳しい現実を知るのと同時に、僕の根拠の無い自信は完全に崩れ去りました。

多少のショックを引きずりつつ一人一人をチェックし分かったのは、ほぼ全員が20代だという事です。

考えてみれば当然かもしれません。
女性(チャットレディ)であれば幅広い年齢層の人達が居ても気になりませんが、30歳以上の男性(以下オジサン)であれば、仕事(本業)や家族サービスで忙しい人が大半でしょうから、僕の様な存在は珍しいわけです。

20代が多い状況の中で「やっていて恥ずかしくないの?」と思われる人も居るかと思いますが、僕的には正直そんなでもないです。
もちろん全くという訳ではないので、女性のライブチャット同様にマダム(人妻)系サイトならぬオジサン系ライブチャットが有れば移籍も考慮しますが、僕自身そういうのを余り気にしないタイプなんです。
別に悪い事をしている訳でもないですし。
ですので、映画館とか動物園とかも1人で行きますし、最近だと、ディズニーランドやシーにも1人で行きます。(良いか悪いかは別として)

ただ、恥ずかしくはないとは言え、ここまでオジサンが周りに居ないと「オジサン自体に需要が無いのか?」と心配になります。
という事で、当時の僕は「年齢と需要」ついて調べる事にしました。


一つだけ手がかりになったのは、当時の月間ランキングTOP10にオジサンが2人居た事です。
これは僕にとってありがたい事実でしたが、同時に一つ不安も生まれてしまいました。
それは2人とも僕とタイプが全然違っていた事です。
1人は「色々と体を張って楽しませるお笑い芸人タイプ」で、もう1人は「ホストクラブに居そうな色恋系・話が上手そうなタイプ」でした。
(2つとも僕の勝手な想像ですが)

自分で言うのも何ですが、僕自身は「癒し」とか「誠実さ」等をウリに「まったり系の聞き役・真面目タイプ」で行こうと思っていたので、それで需要があるのか?という問題が出てきました。
これに関しては、長い月日をかけて「今のキャラクターを続けるべきか?少しでも彼らみたいなキャラクターを取り入れるべきか?」を葛藤しながら不安と向き合い続ける事になる訳ですが、詳しくはまた別の機会に書きます。


話を戻しますが、当時は上記の手がかりしか見つかりませんでしたが、数年後の今は「オジサン自体に需要はあるのか?」の結論は出ています。
とりあえず、どの年代のチャットボーイ(チャボ)が、どう言った目的の会員さんに、どの程度需要があるかについてザックリと表にしてみました。


チャボ \ 会員 出会い目的 アダ目的 会話目的
20代前半まで 多い 多い 少ない
20代後半 普通 普通 普通
オジサン 少ない 少ない 普通

20代前半までは、需要は一番高いですが、普通の会話を出来る機会が少ない事から辞めていくチャットボーイが多いです。
ですが一部の人は、苦手な会員さんとも上手く向き合い人気になれる人も居れば、苦手な会員さんを上手く受け流しつつ会話やメール等が達者で人気になる人、気の合う太客に恵まれ、その会員さんに呼ばれた時だけチャットをし続ける人も居ます。

20代後半に関しては、それなりの人生経験を積み魅力的な会話ができるチャットボーイが多いのに対し、会話目的の会員さんもそれなりに居る事から、人気チャットボーイが一番出てきやすい年頃です。

オジサンについては、需要は一番低いですけど、オジサンが好みという会員さんも居ますし、若い子とは話が合わないからという理由で来てくれる会員さんも居ますので、決して需要が無いわけではないです。
とは言え、身なりや部屋の雰囲気がオジサン全開だと誰も来ないので、キチンと整えてから待機すべきなのですが、それを分からずに続けた結果だれも来ずに辞めていく人が多いです。
ちなみに、当時のメンズガーデンでは毎月「月間ランキングTOP50」が発表されていたのですが、その中にオジサンは僕を含め4人居れば良い方でした。
(つまりは全体の10%にも満たないです)

ちなみに現在(24年3月)の月間ランキングは多くて上位20~30名程しか発表されていないのですが、オジサンは一人居るか居ないかです。
ですので、良くも悪くもオジサンがインすると目立ちますので人気者になれるかもしれません。


以上が簡単ではありますが年齢に関しての調査結果です。
とりあえず、オジサンにもそれなりの需要がありますので、僕も一応今日まで続ける事が出来ました。