チャットルーム
僕はレトロゲームが好きなのと、インテリアに凝るのが好きなので、当時の僕の部屋(以下チャットルーム)は、ゲームのポスターやらフィギュアやらを所狭しと飾っていました。(パックマンやらMOTHERやらクラウドなど)
ですので、結構な割合の会員さんから、「オシャレな部屋というよりはアニオタ部屋に近いな」と思われていたと思います。
一応書いておくと、もちろんアニオタ部屋の事を見下してはいませんし、僕自身もそこそこアニメは好きです。(秋葉原とかも好きです)
ただ、世間的には、「アニオタ部屋の男性」と「一般的な部屋の男性」とを比較した場合、後者の方が人気は高いでしょう。
それを分かった上で、当時の僕は「共感してくれる会員さんだけに来てもらえれば、それでいい」と考えていたので、ありのままのチャットルームで初のライブチャットに望んだわけですが・・・共感者は少ないどころか0人でした。
今でこそ当然の結果だと理解していますが、当時その事に気付けなかったのには、大きく2つの理由がありました。
1つは、ライブチャットの前にしていた「ニコ生のノリのまま」で始めてしまった事です。
ニコ生に殆ど関わった事の無い方でも何となく想像はつくと思うのですが、ニコ生ユーザーの多くはアニメやゲームなどのオタク気質のある人たちです。
ですので、ニコ生では僕のチャットルームは需要があった訳ですが・・・当然の事ながら、男性版ライブチャット業界では需要はかなり低かったわけです。
2つ目の理由は、男性版ライブチャットの利用会員数が想像以上に少なかった事です。
僕の勝手な想像ですが、ニコ生と利用者数を比較した場合だと「10000分の1以下」、女性版ライブチャットと比較しても「100分の1以下」でしょう。
仮に、男性版ライブチャットの一日の利用者数が100人であれば、オタ部屋を好む会員数は数人居れば良い方だと思います。
一日に僕に関心を持ってくださる会員さんは数人だけとなると、チャット率が1%以下になるのも仕方がありません。
チャットボーイのセンスが無い僕ですが、新人初日なのにも関わらず3時間待っても誰も来ないという緊急事態に、さすがの僕も2日目にして「原因は、この部屋じゃね?」と薄々気付く事になります。
という事で、早速対策を練る事にしました。
インテリア好きだった事もあり、僕が思いついたのは「カウンセリングルーム」や「モデルルーム」を参考にするという案でした。
Googleの画像検索などを通じて色々と比較した結果、出来上がったのが、ウェブカメラ比較の動画でも出てきた、あの背景ですw
この対策の結果、初日と比較したらマシになった様で、以前の記事でも書いた通り数人の会員さんには来てもらえましたが・・・新人期間終了後には、驚異のチャット率1%以下になるわけです。
今にして思うと、1%以下になってしまった主な原因は、チャットルームよりも別の部分にありましたが、当時の僕では気付けなかったので、引き続き理想のチャットルームを模索し続けていました。
そんな中、数少ない「とある会員さん」から、「キミの部屋ってホテルっぽくてインテリ系な雰囲気があるからチャットをしに行きにくかったんだよね」と言われました。
・・・僕が鈍感だからか分からないのですが、これは全くの盲点でした。
今でこそ、それなりに自覚しているのですが、僕のキャラクター(雰囲気)が良くも悪くもインテリ系らしく、さらにチャットルームの雰囲気もインテリ系となると、かなり当時は近づき難い雰囲気だったみたいです。(いつも部屋をキチンと掃除していて、こだわりが強くて取っ付き難そうみたいな)
そこで僕自身が「じゃあ寧ろインテリ系のキャラクターをウリにして頑張っていこうか」と考えるのであれば、そのままでも良かったのですが、それは僕には無理だと思ったので、結局またチャットルームの模様替えをする事になるわけですが・・・「じゃあオレは一体どうすれば良いんだ!\(-o-)/」と路頭に迷う事になり、その結果「人気チャットボーイ達のチャットルーム」を参考にさせてもらう事になります。
その話については次回まとめます。